2008年09月12日

モディリアーニと、後追い自殺

ふと気がつけば、9月も半ばにさしかかっています・・・。

今年の年頭の目標は、「毎日を大切に暮らす」だったのですが、春先から夏にかけて怒涛の忙しさ・・・。
夏休みが終わり、ようやくホッとしたら、あら、もう今年も残り数ヶ月、となっておりました。

しかし、真夏の暑さもようやく一息ついて秋らしくなってきた今日この頃、芸術の秋ではありませんが、モディリアーニ展に行ってまいりました。

kimiyacco080912_01.jpg

モディリアーニといえば「中学の美術の教科書に載っていたなあ」という、細長い顔になで肩の肖像画を書く人・・・ということくらいしか知らない私でしたが、さすが日本でも人気の高い画家、平日の午前中というのに、なかなか盛況でした。

しかし来場者の多くは、年配のご婦人連れです。やはり、こういう展覧会は女性が多いのかな、なんてことを思いながら見て回りました。

スケッチなども多く展示されており「ああ、このスケッチがこの絵になったのか」なんてこともわかって楽しかったです。
モディリアーニの画風に行き着くまでの、変遷のようなものも垣間見ることができて、なかなか美術知識がゼロに近い私でも、わかりやすかったです。

が、しかし、なんといっても衝撃だったのは、モディリアーニとその妻の死です。

モディリアーニは、35歳の若さで病気で亡くなったのですが、その妻ジャンヌは2日後に投身自殺をしてしまうのです。ジャンヌは、享年22歳でしかも妊娠8ヶ月、2歳の幼い女の子までいたそうです。

ううむ、後追い自殺か〜。

後世に名を残すほどの芸術家の妻なので、情熱的でモディリアーニを深く愛していたんだろうけど、でも、なあ・・・と思ってしまう私は日本人なのか、それとも愛が薄い人間なのか?

浪花節的には、2歳の子と父親を知らない子を立派に育て上げるのが妻の役目、な〜んて思ったりもするけど、そこまでいかなくても、何年かたって再婚もありでは、とも思うけど。

くどいけど「妊娠8ヶ月で、2歳の幼子残して自殺するか〜」と思ってしまった。私はワイドショーの見すぎかしら・・・?

そんな話を同居人にしたら、「後追い自殺はせんといて」と言われてしまった・・・。いやいや、安心して。私は後追い自殺なんてしませんって。

でも、この展覧会には、行って良かったです。たまには、こういう場所に行くのもいいですね。

ついで、といっては何ですが、迫力満点だったのが、同じ国立国際美術館でやっていた塩田千春の「精神の呼吸」。

こちらもなかなか必見です。千足の靴に赤い糸が結びつけられていたり、病院のベッドの周りが無数の黒糸をはりめぐらしたり・・・。なんとも言えない、でも引きつけらるアートでした。

kimiyacco080912_02.jpg


どちらも15日までですが、オススメです。
posted by キミやっこ at 17:22| Comment(3) | TrackBack(25) | 日記